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糖尿病網膜症などの網膜症疾患のまとめ
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視力の低下をもたらす怖い病気

 糖尿病という病気はとても有名。
 しかし、実際にどのような病気の仕組みなのかを今まで考えたことはなかった。
 何となく老人の病気?
 という勝手なイメージをもっていたからでしょう。

 ラーメンを食べ過ぎると糖尿病になるぞ!

 なんて話を聞いて驚いたことがある。
 ラーメンが糖尿病? という感じだろうか。
 しかしこれはラーメンと言うことではなく炭水化物。

 体内に摂取されると糖質のグリコーゲンの主力となる成分である炭水化物に分類される食品を摂取しすぎると糖尿病になりやすくなるぞ!

 という意味であった。

 麺類は全般的に糖分が高くなりやすいという証だろう。
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親不孝がたたってか?
 数年ぶりに実家に帰ると、父が喜んで「久しぶりだな」と声をかけてきた。

 「まあね」

 実家の空気はやはりいいものだ。
 自分ももういい年齢になるが、家に帰ってくると子供であるような気がする。
 まあ幾つになっても親父を年齢的に抜くことはない(笑)

 夕食時、母が料理をしている。
 昔は見慣れた風景。

 あったかいご飯。
 あったかい家族の団欒。

 普通のごくありきたりの風景だが、なんとも幸せだ。

 そんな久しぶりにいい感じの空気を満喫していた時のこと。
 父がなにげに注射器を取り出している。

 「ん・・・・・?」

 「何してん?」

 「おう注射だ」

 「何の?」

 「糖尿病らしくてな」

 「へぇ・・・・」

 ってホントにかい!

 糖尿病患者はインスリン注射を打つ!

 この辺は知っていたが、いざ自分の父が注射を打っている姿を見るのは正直おどろいた。

 というかなんとも悲しい気持ちになった。

 と同時に、

 「苦労ばっかかけたからかな・・・・」

 などといった気持ちもこみ上げてくる。

 とにかくもうおじいちゃんなのだ。


 話を色々していて気づいたが、視力もずいぶん悪くなったようだった。

 「明日は眼底検査」

 なんだそれ?

 糖尿病になると定期的に眼底検査というのを受けるらしい。

 「何で糖尿病で眼底検査なんだろう?」

 疑問に思ったので早速ヤフーで検索開始。

 眼底検査の方法を見る限りやはり眼底検査と糖尿病は関連性があるようだ。

 ついでに糖尿病もチェック!

 ふむふむ、これは大変な疾患だな・・・・・

 なんだか見るほどに切なくなった。

 しかし、こうして病気の存在を知った以上、少しでも何かよい方法がないか考えておきたいな。

 とも思うようになってきた。

 糖分がいけない!

 ということでもないらしく、糖分の摂取量が問題なのだ。

 お米や麺類、一般的に白色の食物、例えばパンなんかもそうだが、こういった食品は炭水化物に分類されブドウ糖に変化し、多く摂取しすぎるとインスリンの分泌が間に合わずに腎臓に負担をかけることになる。

 これが糖尿病患者がインスリン注射を打たなくてはいけない要因でもあるようだ。

 少しずつこの糖分とやらと向き合っていかなくてはいけない。
 糖尿病を色々調べていくとわかりますが、この病気そのものが怖いものという感じは受けない。
 むしろ糖尿病よりも、糖尿病になることによって発症する可能性がいっきに高まる合併症が怖い。

 人体の免疫機能や抵抗力が少しずつ弱まっていく。
 今まで問題としなかった風邪や病気。

 細菌類やウイルスなんかも抵抗力がある時は問題にならなかったものでも簡単に体内に侵入しやすくなってしまう。

 そして、ウイルス性の病気などにもかかりやすくなってしまうのである。
 考え方によってはかなり危険性の高い疾患のひとつと捉えることも出来る。

 視力の低下なんかはその代表例。
 糖尿病は合併症を招くのではないが、可能性を極端に高めてしまう病気と言うことになる。

 全国にたくさんの患者がいてその予備軍もたくさんいるとされるこの疾患。
 病気を発症する前がやはりポイントだったんだろうな・・・・と思う。

 父は注射を打っているくらいだから間違いなく糖尿病。
 合併症にならないように何か出来ないだろうか?
 眼底検査の結果表を見たことがある方はいるだろうか?
 何となく見渡してみてわかったことはひとつ。

 意味がわからない。
 A2とは?良性で?
 でどうなるの?

 一応父は網膜症の危険性はまだ低く安心していた。
 相変わらずインスリン注射を打ってはいるが見た目も元気で大丈夫。

 最近は軽い運動も始めている。
 激しい運動は糖尿病ではマイナスに働くようだ。

 しかし、やはり運動をしないと他の合併症を引き起こす可能性があるので運動不足も厳禁。
 毎日ストレッチ程度の運動でもよいから継続が大切らしい。

 検査結果をネットで調べていくうちに、この検査の重要性というか医師が何をどう見ているのか?
 が非常にわかる資料を見つけた。

 東京女子医科大学八千代医療センター眼科船津英陽教授が見やすい資料を作っている。

 scott分類とはスコット博士が発表した眼底検査の診断基準。
 そしてその診断基準を改良したのが福田分類と呼ばれる。
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